夏休みが終わる、新学期が始まる。
あ～～～～　学校へ行きたくな～い。
死んじゃったら、こんな辛い思いをしなくていいものね。
どうやって死のうかな？

周りの大人、何やってるのよ？
「あなたは絶対にこの世の中に必要なのよ。あなたがいないと、世界は成り立たないのよ」
何いってるの？　バカみたい！？
いいえ、子供の健全な成長は、大人の愛無くしては成り立たないのです。

とりわけ、お母さん！　あなたの言葉が子供の成長の鍵。
「ありがとう、生まれてきてくれて」
「大丈夫、お母さんがついてるわよ」

私も、高校へ通いだしてすぐ、制服の内ポケットに「退学届」をしのばせていました。
中学時代は、どうやって死のうかって考えていました。
けれども、周りの大人には、元気印の私。
どうぞ、周りの大人の方々、見逃さないで。表面だけで、この子はこういう子、って烙印を
押さないで、子供たちの小さなサインを見逃さないで。SOSを。

みんな、お母さんに、そしてお父さんに認めてもらいたいのです。
ちゃんと声に出して、褒めてほしいのです。
誰それと比べないで。
成績を最優先評価指標にしないで。

小学生までは、時々グッと抱きしめてあげてください。
言葉を添えればいいのですが、無言でも、「愛してるのよ」その思いを込めて。
お母さん、お父さんが認めてくれれば、外の辛いことも何とか自力で乗り越えようとするものです。

一生苦しめるのは、いじめるのは、親なのです。その影響は死ぬまでその子を支配し続けます。
「大丈夫よ」
ええ、一瞬たりとも同じ世界ではありませんし、知らない素晴らしい世界があることを教えてあげましょう。
「あなたは、まだ出会ってない素敵なあなたに会わなきゃいけないのよ。人生はあなたが思うほど
単純でもつまらないものでもないのよ。大丈夫！」
です。

いっぱい生きてきた、私。
今が一番いいわ！
大事なものは、数えることも見せることも出来ないのよ。そして、みんなそれを持ってるわ。